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大町寛子|欧州アフリカチーム

私の仕事について

大町寛子

 私は欧州・アフリカ向けの本船運航管理(オペレーション)業務を担当しています。主な業務は本船が貨物を積み、目的地で揚げるまでの航海をオペレーターとして運航することです。航海中は船長や各港の代理店と連絡を取り合いながら安全・スムーズに、そしてコストを抑えたベストな運航を目指します。担当船が横浜等近くの港に寄港した際には訪船をし、貨物を船に積む様子を見学したり船長や乗組員と直接話をしたりと貴重な体験も出来ます。アフリカ船では約2ヵ月、欧州船では約4ヵ月の航海を終えた船長や乗組員からは現地の様子や航海中の危険な体験など、なかなか聞けないような話を聞くことが出来ます。仕事をするのは主にオフィスの中なのでグローバルな仕事をしているという実感がわきにくいかもしれませんが、彼らの話を聞くと本当に自分の担当船が広い世界を航行し、”ワールドワイド“な仕事をしているということに気付かされます。
 船は365日24時間動き続けているため、トラブルがあれば時差など関係なく本船や代理店から電話が掛かってきてそれに対応しなければなりません。ですので休みの日でも頭の片隅には常に担当船のことがあり、いつも仕事をしている感じで正直きついと思うこともあります。しかし運航業務は船会社の核となる仕事なので携わっていて大変責任を感じますし、とてもやりがいのある仕事だと思います。

入社する前と、その後

大町寛子

 船会社で働きたいと思った理由は2つあります。1つはまず英語を使うからです。高校時代に留学していたので、せっかくなら身につけた英語を生かせる仕事がしたいと思っていました。入社してからは予想以上に英語を使う毎日で、最初は驚きました。船長や代理店へのメールはもちろんのこと、電話でも英語を使います。入社前から英語を勉強し聞くことに慣れておくことに越したことはありませんが、入社後も英語研修を受けられたり先輩方が英文を添削したりして下さいますし、毎日英語を使っているうちに自然と英語の力はついてきますので、英語が苦手だという方も心配ありません。
 船会社で働きたいと思ったもう1つの理由は、もう一度必死に勉強したいと思ったからです。海運業という未知の世界に飛び込むことで、今まで知らなかった業種や世界がそこにはありました。専門用語も多く、まさに「マニアック」な世界です。船の専門的な知識に関しては先輩方はもちろんのこと、海技者と呼ばれる船の専門家の方からも船のこと・運航のことをいろいろと教えて頂けます。
 まだまだ入社2年目ということもあり毎日社内を駆け回っていますが、日之出郵船は色々なことにぶつかって積極的に走り回ればそれだけ成長できる会社だと思います。

学生のみなさんへ

 日之出郵船のオフィスはワンフロアで、毎日社員全員が顔を合わせています。そのためわからないことは気軽に聞くことができ、若手でも意見を言える環境があります。写真をご覧になっても分かるようにソフトボール大会、レガッタ大会、社員旅行、スキー旅行など1年を通してイベントも多く、とてもアットホームな会社です。
 大学の友達に「船会社で働いている」と言うと「???船に乗っているの?」とよく聞かれます。まさに想像しにくい業種ではありますが、そんな人とはちょっと違う、マニアックな世界に飛び込みたいと思う方はぜひ私たちの会社で船会社での仕事に挑戦してみてください。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!

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